GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

僕らの未来は?

皆さんこんにちは。
 
3.11から1年が経過し、原発事故の実質的な収束も被災された東北各県、茨城、千葉の復興もままならぬ
状態の中、僕らはどうにか生きております。
僕はあの3.11が発生して以降、大変病みました。心が病みました。
僕自身、原子力発電に関する知識は全くといっていいほどなく、当然のことながらそれまで関心を示して
きませんでした。唯一気にしたのは今から13年程前に茨城県東海村で発生したJCOの原発施設での
臨界事故、この時に放射性物質の漏れや飛散はなかったのかなと気にした位です。
 
ところが、3.11以降、僕の生活は一変します。外出時のマスク着用は当たり前、元々メガネをしておりますが、裸眼でも勤務時や自動車運転時以外はOKでしたので外出時は裸眼だったのです。しかし外出時は
極力メガネもかけます。帽子も被りますし、冬場は手袋を欠かしません。
これは、所謂放射性物質の内部及び外部被曝から身を守るためです。
 
食事にも気を使っております。なるべく東日本、関東近県の食材は買わない、食べない。飲み会の時や
外食時は仕方なく摂取している可能性がありますが、極力避けるようにしております。
食材はなるべく西日本、特に京阪神圏よりもさらに西の中国・四国・九州・沖縄のものを入手するよう努力しております。
傍から見ると、神経質だなと思う人もいるかもしれません。
でも自分の身を守れるのは他でもない自分自身です。僕は今回の震災・原発事故への対応で、国・政府・
電力会社・マスコミ・メディア(特に大手)・政治家・官僚をはじめとする役人・一部の自治体首長・原子力ラに属する御用学者たち、彼ら全てへの信頼をなくしたといっても過言でない(はじめっから信頼してないけど)くらいの怒りを持って生活しております。
余談ですが僕には子供がいません。でも、次世代の子供たちを守るのが今生きている大人たちのやるべき
ことだと思っております。しかし、今の大人は(自分も含めてですが)、 原発推進を許してきた最たる首謀者であると思っております。彼ら推進派の行動を許し、選挙の度に与野党・メディアに踊らされて自身の投票行動を決め、それが長期の自民党単独政権の延命、新自由主義を進めて日本を解体に追い込んだ自公政権、更には実は殆ど過去の政権と何も変わらなかった民主党政権の誕生を許してきた。僕ら有権者無知で民度が低いのは事実です。
事故直後に放射性物質がどの程度、どれだけの範囲に亘って拡散していたのか、そして今なおどの程度
拡散しているのか、人体とりわけ乳幼児をはじめとする子供たちへの影響、農作物への影響、放置されて
いる瓦礫への付着、更にはなおも余震(本震)が続き倒壊の危険性をはらんでいる福島第一の4号機の
状況など、まだまだ誰一人としてわからないことだらけなのも事実です。
 
でもそんな中、細野大臣をはじめとする政府は「絆」という名の押し付け・押し売りにより放射能に汚染された瓦礫を日本都道府県にばら撒き、処理させようとしております。そうこうしているうちに、消費増税なる法案を巡って、また政局です。昨年の震災直後、原発や復興の問題でやるべきことが山積している中で、菅降ろしをしていたあいつらはまだまだ懲りません。まともな神経を持った人間ならば、どう考えてもおかしなことと思うはずです。
 
しかし、残念なことに日本人というのは民度が低い、自分の半径2メートルのことしか頭に入らない人が
多いこと。これが昨年3.11から僕の精神状態を狂わす原因にもなっております。
震災のこと、原発のこと、どうしてみんな関心をもってくれないんだろう。
確かにあの「脱原発パレード」や「デモ」などの集会では、所謂サヨクの人たちがたーくさんのぼりをあげて参集しております。僕は思想的にはウヨクでもサヨクでもありませんが、あの光景は正直いってウンザリします。脱原発や反原発イデオロギーだけで括られて、取り扱われてしまうことに悲しさを感じております。
 
そんな中、僕の好きなジュリーが勇気を振り絞って、震災・原発事故をテーマにした楽曲を発表してくれました。これからCDを入手しようと思ってますが、続きはこれを聴いてから、改めて書きたいと思います。
 
なんだか、いつものタイガースネタでなくてすみません。思いっきりドン引きしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、これは思想・イデオロギー、アカだの何だのということではなく、「命」の問題なのです。
是非とも皆さんにも考える機会を持って欲しいと思います。