ザ・タイガース研究論 感想(1)
まだまだ全てを読んだわけではないのですが、全体的にタイガースを知らない
僕らのような世代にも入門書的な感覚で読める重厚な研究書だなあと思いました。
ただ、ひとつ気になるのはあくまでも6人の若者が織り成す調和と不協和の物語と
磯前さんが謳っている割には、後期、とりわけトッポ脱退とシロー加入以降の新生
タイガースに関する部分がやや薄くて甘いかなと思います。
僕自身も磯前さん程の権威のある研究者ではないので偉そうなことは勿論言えませ
んが、多少の詰めの甘さは気になりました。
例えば、和田利夫の書かれた楽器事情は後期についての記述しては殆どなく、音楽的
に完全なる成熟期を迎えた彼らを69年以降の世界のロック事情に絡めてもっと深く
論じて欲しかったと思うのは、ちょっと贅沢で我儘なのかもしれません。
今日はこの程度で、もっとしっかりと読み込めば、また変わった感想にもなるかも
しれませんので。
それと本当は磯前さんにも是非お会いしたいですが、残念ながら僕にはコネがありま
せん(但し、磯前さんの著書の協力者のうち数名の方は面識があります)ので、どな
たかこのブログを磯前さんにご紹介頂けますと有難く存じます(他力本願)。
一応、5年前にこのブログを始めた情熱は実を言うと全く衰えを知らないということ
です。こんな若造(といっても中年の年男)もいるんだってことをアピールしないと
ね!
僕らのような世代にも入門書的な感覚で読める重厚な研究書だなあと思いました。
ただ、ひとつ気になるのはあくまでも6人の若者が織り成す調和と不協和の物語と
磯前さんが謳っている割には、後期、とりわけトッポ脱退とシロー加入以降の新生
タイガースに関する部分がやや薄くて甘いかなと思います。
僕自身も磯前さん程の権威のある研究者ではないので偉そうなことは勿論言えませ
んが、多少の詰めの甘さは気になりました。
例えば、和田利夫の書かれた楽器事情は後期についての記述しては殆どなく、音楽的
に完全なる成熟期を迎えた彼らを69年以降の世界のロック事情に絡めてもっと深く
論じて欲しかったと思うのは、ちょっと贅沢で我儘なのかもしれません。
今日はこの程度で、もっとしっかりと読み込めば、また変わった感想にもなるかも
しれませんので。
それと本当は磯前さんにも是非お会いしたいですが、残念ながら僕にはコネがありま
せん(但し、磯前さんの著書の協力者のうち数名の方は面識があります)ので、どな
たかこのブログを磯前さんにご紹介頂けますと有難く存じます(他力本願)。
一応、5年前にこのブログを始めた情熱は実を言うと全く衰えを知らないということ
です。こんな若造(といっても中年の年男)もいるんだってことをアピールしないと
ね!