GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】『オン・ステージ』レディ・ジェーン

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ストーンズ初期の作品です。
 
原曲:LADY JANE、作詞・作曲:MICK JAGGER&KEITH RICHARDS。
 
1966年に発表された『アフターマス』というアルバムに収録されているバラードの名曲です。
ブライアン・ジョーンズのハプシコードの美しい演奏が聴けます。曲は英国国王ヘンリー8世の2番目の妻
との愛憎劇をヒントにした作詞だそうです。
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タイガースでは、ハプシコードのアルペジオ部分をギターで再現しております。ジュリーの甘く優しげな歌唱
もこの曲を盛り上げております。ストーンズの初期のライブを収録した『We want Stones』というアルバム
でもこの曲が収められておりますが、日本では、タイガースの他、テンプターズのライブ盤にも収録されて
おります(聴いた事がないのですが・・・)。
 
ストーンズというと、どうしても『サティスファクション』、『ホンキー・トンク・ウィメン』、『ジャンピン・ジャック・フラッ
シュ』などといった60年代、『ブラウン・シュガー』、『アンジー』、『イッツ・オンリー・ロックンロール』などの70年代、
そして『スタート・ミー・アップ』などの80年代と各年代における彼らの作品はR&B、ブルース、ロックンロールを
主体としたワイルドな楽曲が多く感じられますが、初期のアルバムに収録されているようなこういった優しく
美しいバラードも魅力的です。
 
当時のフィルムでは、ストーンズのメンバーのワイルドで不良っぽい雰囲気に英国内で賛否両論であり、
英国勲章を受けたビートルズとは対照的な扱いを受けていたように思えます。
(でも不良ぽいっていっても、その時代ではそうであっても今の方がふてぶてしいミュージシャンも多く、むし
ストーンズやフーなんかも可愛く見えます)
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