LED ZEPPELIN 2014 Digital Remaster(その2)
皆さん、こんにちは。
GS中心ブログのためか、今回ツェッペリンを取り上げたものの、やはり余り人気ないですね。閲覧者激減です。
といっても今まで長くサボっていましたので、自業自得ですね。
さて、前回の続きですが、やっと本編ということで、今回は『LED ZEPPELIN I』の中でもジュリーとタイガース繋がりのある一曲について選んで語ってみたいと思います。
『LED ZEPPELIN I』は1969年にリリースされたツェッペリンのファーストアルバムです。この中で比較的有名な曲は「Communication Brakedown」だと思いますが、この曲はGSではゴールデン・カップスがライブアルバム「リサイタル」でカバーしております。ツェッペリンをカバーしているのは余りないだろうなあと思っておりましたが、何と我らがジュリーもPYGの時にライブで取り上げている曲がありました。それが、この『I』の二曲目に収録されている「Babe, I'm gonna leave you」という曲です。
ジミーのつま弾くアコースティックギターのアルペジオとロバートの優しくささやき、そして後半激しくなるボーカル、ジョンジーのベース、ボンゾのドラムと激しさを増していくこの曲は何と、6:43もの大作であります。
そして、この曲にまつわる有名なエピソードとして、ベーシストのジョンジーが71年に来日した際、ホテルのテレビで放映されていたPYGの演奏を見て、サリーのベースにいたく感動したとのこと。これは冗談ではなく、後の1980年の雑誌Playerのインタビューで彼自身が答えております。
”初めて日本に行ったとき、「PYG」という日本のバンドをテレビで見た。そして、俺達の「Babe I Gonna Leave You」をやっていたんだ。ボーカル(ジュリー)は冴えない奴だったが、ベースの奴はとんでもないスゴ腕でね。俺よりもいいんじゃないかと思ったぐらいだ。会いたかったんだが、結局会えずじまいだった。後にテツ(山内テツ)に会った時に「あれはお前か」と聞いたんだが、テツではなかったらしいよ”
サリー本人は昨年のインタビューであれは嘘じゃないのと語っておりますが、恐らくは間違いないんじゃないかなあと僕は思います。それだけ、サリーのベースは素晴らしいということです。