GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】シー・シー・シー

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1968年7月5日発売。B面は『白夜の騎士』。
作詞:安井かずみ、作曲:加瀬邦彦リードボーカル:ジュリー。
通算6枚目のシングル。オリコン最高1位。
 
イントロはベースの8分音符(8ビート)の刻み。そこにギターのイントロとハンドクラップ。
当時としては斬新な曲の始まり方です。
ジュリーのボーカル「愛のピエロが」、メンバーのコーラス「数えた」
「愛の心を」-「数えた」、「足して引いても」-「掛けても」、「A・B・C and」-「A・B・C and」、
「シー・シー・シー・シー!」。
単純な詞ですが、この輪唱のコーラスはタイガースがステージで良くコピーしたザ・デイヴ・
クラーク・ファイヴの『Do You Love Me?』に良く似ております。
このAメロが繰り返されると、Bメロでも「I'm so high!」-「No,No,No」、「I'm so down」-「No,No,No」、
「I'm so blue」-「No,No,No」、「シー・シー・シー・シー!」。
大変軽快なメロディと分かりやすい歌詞。僕はタイガースの初期の曲の中でもこの『シー・
シー・シー』は大変良くできているなぁといつも感心します。ヒット曲って難しいのは駄目なん
ですね。分かりやすさが一番なのでしょう。
 
ところで、この曲がオンエアされたTBS「歌のグランドショー」のVTRを見たことがありますが、
残念なことに音のバランスが大変悪く、トッポのコーラスが全く聞こえませんでした。
サリーとタローの低音側のコーラスだけなので大変物足りなさを感じました。トッポのリード
ギターはギンギンでカッコよかったのですが。本当に残念です。
 
ちなみにこの曲のライブ盤というのは、同窓会ライブ盤『A-LIVE』までないのです。これは
結構意外です。『銀河のロマンス/花の首飾り』に次いでナンバーワンヒットとなったにも
関わらずライブ音源が残されていないのは大変残念です。
 
残念、残念で閉ってしまいましたが、この曲のようにストリングスやオーケストラが入らない
曲も大変魅力的でエネルギッシュなタイガースを堪能できます。これもまたタイガースの魅力
だと思います。
 
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