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ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】ヒューマン・ルネッサンス『緑の丘』

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やっと5曲目です。トッポのリードボーカル曲は2曲目です。
 
これまでの5曲のうち、ジュリーの影が薄いのが気になりますね。このアルバムの
コンセプトは「聖書の世界」や「ポンペイの悲劇」を題材としているといわれておりますね。
 
ポンペイの悲劇」という出来事を実は僕はこの年齢になるまで知りませんでした。ポンペイ
という世界遺産の都市は知っておりましたが、恥ずかしながら何にも知りませんでした。
西暦79年に町の北西部のヴェスヴィオ火山が突如大噴火を起こしたというもの、これ以前
の62年発生した地震の復興もままならぬ中での大悲劇でした。
 
こういった悲劇をひとつのアルバムの楽曲で表現するのは難しいことでしょうね。
もっともっと、聴き込まないと上手く表現できませんね。僕のつたない言葉では。。。
 
5曲目まで記事にしてきましたが、まだまだこういった題材の解読には近づいておりません。
最終曲までたどり着くとようやくわかるのかもしれません。結末というものを見据えて書いて
おりませんので。
 
さて、5曲目。
作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦リードボーカル:トッポ(完全ソロ)。
 
この曲はこのアルバムには珍しく、ストリングスやオーケストラは入っておりません。
バンドとハープだけです。大変シンプルなアレンジです。また、メンバーのコーラスが全く挿入
されておりません。完全なトッポの歌唱です。
 
伸びやかなハイテナー。トッポの真骨頂ですね。この『緑の丘』は悲劇が起こる直前もしくは、
地震が起こるまでの平和なポンペイを表しているのでしょうか。
 
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