【ザ・タイガース】ヒューマン・ルネッサンス『リラの祭り』
ようやく半分の6曲目です。
「フェスタ・オー・フェスタ・ダンツァ・ベルメー」
初めて聴いた時、何語だかわからないくらいでした。スペイン語ですよね。
「祭りだー、祭りだー、君のために、踊ろうよ!」
こんな意味でしょうか。
聖書あるいは世界遺産の古代の世界であっても、人が集う場所、お祭りというものが
存在していたということでしょうか。
一年一度のお祭り。素敵な恋人と語らい、踊り、そしてキスする。とても、田舎の高校
生だった僕には全く経験できなかった楽しいひと時であります。
タイガースはこのお祭りの楽しい雰囲気を見事に演じきっております。ホーンセクション
とストリングスの華やかなアレンジの中で、トッポのリードギターが自己主張しております。
ファズが効いたパンチのあるギターソロです。
このアルバムの中では割と明るいトーンの曲です。このお祭りの後のB面以降はやや暗
いトーンの楽曲が続きます。つかの間の幸せといったところかもしれません。