【ザ･タイガース】ヒューマン・ルネッサンス『雨のレクイエム』

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１０曲目です。

作詞：なかにし礼、作曲：すぎやまこういち、リードボーカル：サリー。

 

サリーのリードボーカル。バリトンの効いた低音ボーカル。アイドルバンド、GSバンドのアルバム

としては、こういったバリトンの効いたボーカルが前面に押し出された、ロックオペラ調の曲は

芸術性の高さを表しているかのようです。

 

現に、クラシカルでメロディアスでそして怪しい雰囲気の低音ボーカル。この声はなかなか出せな

いと思います。

 

この曲はライブで演奏されたのでしょうか？

 

この「ヒューマン・ルネッサンス」の収録曲がライブで演奏された記録ってなかなか拾えません。

唯一、僕が90年暮れに購入した「タイガースパーフェクトＣＤ－ＢＯＸ」のブックレットで、故・黒沢進

さんが記述されているタイガースヒストリーでは、１月の日劇ウェスタン・カーニバルで「朝に別れの

ほほえみを」が演奏されたと記録されております。

 

僕が思うに、当時のテクノロジー（メンバーの演奏力も含めて）では、アルバムの再現というのは

なかなか厳しかったのではないかと想像します。

 

僕としては、この『雨のレクイエム』の生演奏を聴きたかったなぁと思う次第です。

 

当時を知る皆さん、このアルバムの曲の生演奏を聴いたことがある方、是非とも、コメントに書き込

んで下さい。最近、コメントがないので大変寂しいのです・・・・（＞＜）。