GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】『サウンズ・イン・コロシアム』ドック・オブ・ザ・ベイ

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サリーのクロっぽくカッコイイボーカルが聴けます。
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原曲:(SITTIN' ON) THE DOCK OF THE BAY、作詞・作曲:STEVE CROPPER/OTIS REDDING
おなじみR&Bの代表曲であるオーティス・レディングの名曲中の名曲です。といっても、彼の死後の
1968年に大ヒットした曲で、日本のGSではゴールデン・カップスがカヴァーしております。デイブ平尾
のボーカルもカッコいいのですが、我らがタイガースのサリーもなかなかどうして、クロっぽく、独特の
こぶしも回りカッコよすぎます。
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GSブームの後年、あの忌野清志郎もこの曲をえらく気に入っており、ライブでも披露しておりました。
タイガースのアレンジはオリジナルに忠実でした。ベースのうねりがギュンギュン響いています。
 
タイガースはわりとクロっぽい曲も多くカヴァーしておりますが、サリーの歌う曲は彼の声質に合って、
ますますR&Bぽくなります。このアルバムでもその他黒人系のブルージーな曲も何曲か収録されて
おりますが、ジュリーとサリーのボーカルは声質の違いとこぶしの回し方、この違いがまたタイガース
のコーラスワークにアクセントを加えておりますね。というか、ジュリーは「こぶしが回せへんねん」と
いつか語っておりました。その点、サリーのボーカルは単に低音だけでなく、カントリー調、民謡調、
R&B調、ブギー調とその声質と声色は七変化であります。
 
最近はドラマ・映画で存在感のあるカッコいい役者として光輝いているサリーです。ちょっと、最近は
初老っぽい雰囲気も出てきましたが、やはり来年はミュージシャンとしてのカッコイイオヤジのサリー
も見ることができるんですね。楽しみです。
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