GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】『サウンズ・イン・コロシアム』ワーズ

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ビー・ジーズの名曲です。
原曲:WORDS、作詞・作曲:BARRY A. GIBB/MAURICE E. GIBB/ROBIN H. GIBB。
1968年のヒット曲。タイガースではシローがソロを取る楽曲として有名。
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ビー・ジーズは1968年にタイガースとの国際電話によるインタビューなどで話題を呼びました。
タイガースとレコード会社が同じ(ポリドール)であったことから、日本でのヒットを狙って、タイガ
ースにライブなどでカヴァーをさせていたと言われております。
タイガースでのビー・ジーズ担当は当初トッポでした。彼の高音ボーカルによる『ニューヨーク
炭鉱の悲劇』や『ホリディ』などが有名です。
一方のシローもやはり高音ボーカルを生かし、ライブではビー・ジーズのナンバーをたくさん歌っ
ておりました。この『ワーズ』はシローがトッポ脱退後、加入するにあたり「形だけ公開オーディシ
ョン」で歌った曲です。
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1969年2月、シローが東京からのサリーの国際電話で「(理由を殆ど言わず)そろそろ戻ってこな
いか」と言われた際、「ところでお前そっちで流行っている新しい歌どんなのがあるのか聞かせろ」
といい、その時紹介した一曲が『ワーズ』であり、タイガースはシローの「公開リハーサル」のため
に、この曲の演奏を練習していたのだそうです。
 
ですから、岸部シローが(出来レースであったにしろ)芸能人としての第一歩を踏み出す、大きな
大きなきっかけとなった楽曲であることに間違いありません。シローのボーカルもビー・ジーズの
楽曲にピッタリあっておりますね。来年はせめてこの『ワーズ』か『ジョーク』もしくはドノヴァンの
『ラレーニャ』を本当にムリせず1曲だけ歌って欲しいです。
 
大変美しい曲ですよね。ビー・ジーズは70年代中期になると、マンネリ化したストリングスサウンド
からディスコサウンドへ脱却し、あの映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の挿入曲で大ヒットします。
僕はすでに『ナイト・フィーバー』の時代は小・中学生でしたから、そちらの印象深いのですが、
タイガースを知った82年以降は60年代のビー・ジーズが一番好みであります。
 
美しいハーモニーとシンプルなメロディー、オーケストラを使った壮大なアレンジメント。何故か、大
人の音楽だなぁと思っておりました。40を過ぎた今でも、素晴らしい楽曲だと思います。
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