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ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】『サウンズ・イン・コロシアム』ヘイ・ジュテーム

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『サウンズ・イン・コロシアム』の特集(番外編)になってしまっているようですが、勘弁して下さい。
 
原曲:MON CINEMA、作詞・作曲:SALVATORE ADAMO 訳詩=安井かずみ
ジュリーがボーカルをとるこの『ヘイ・ジュテーム』はアダモの代表的な曲です。
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タイガースの取り上げるカヴァーは英米のロックバンドや楽曲が多いのですが、珍しく英米以外の楽曲です。
ジュリーの嗜好によるものと思われますが、この『ヘイ・ジュテーム』はジュリーが作曲をするきっかけとなった
楽曲だそうです。アダモはイタリア生まれでベルギーの作曲家・歌手。
皆さんがよくご存知なのは『雪が降る』。日本語バージョンでも発表され、日本でも大ヒットしました。僕はこの
アダモご本人よりも、菅原洋一やその他シャンソン系歌手の方々がテレビで歌っているバージョンしか知りま
せんでした。
 
『ヘイ・ジュテーム』はジュリーのお気に入りの曲であることはジュリー・ファンならば皆さんご存知だと思います。
1972年日生劇場におけるリサイタル(『ジュリーⅤ 日生リサイタル』)や1975年比叡山フリーコンサート、1994年
『ZuZu Songs』ライブでも披露されております。
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ジュリーのこの曲における魅力は何といっても熱の入った歌唱そのものです。
ZUZUさんのシンプルな歌詞はここでも光っており、ジュリーにぴったりはまった訳詩は本当に素晴らしい。
静かに始まるAメロ、そして切々と訴えかけながらも徐々に力がこもってゆくBメロ、そしてシャンソン・ソングでは
なく、タイガース版のハード・ロックとなるサビ。ドラマチックなアレンジメントもジュリーのボーカルを盛り上げ
ます。
 
恐らくは来年の再結成ではこの曲はレパートリーには入らないものと思われますが、タイガースがこれまで取
り上げてきたジャンル:ロック、フォーク・ロック、ポップスなどとは異としております。幅広いジャンルをこなせる
タイガースはただのアイドル・バンドではなく、ライブ・バンドだったことの証明であると思います。
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