GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

【ザ・タイガース】怒りの鐘を鳴らせ

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コメントでレモンケーキ様がオルガンの話題をされていたので、安直ですがそのまま
ライブにてオルガンがフィーチャーされたこの曲を記事にします。
 
作詞:山上路夫、作・編曲:クニ河内リードボーカル:ジュリー。
シングル『都会』のB面でした。
 
オルガンのイントロと鐘の音がフェードインし始める、かっこいい始まり方ですよね。
ジュリーのボーカルにサリーのバリトンコーラスが絡む。そしてシローのハイトーン
コーラスが曲のテンションを上げる。タイガースの楽曲の中では『美しき愛の掟』に
次ぐ激しいロックナンバーです。
 
僕はこのアレンジやメロディだけでなく、歌詞にも惹かれます。
 
この歌詞のテーマである「怒り」というのはどこからくるものなのでしょうか?
 
ロックンロールはかつて『ロック・アラウンド・ザ・クロック』が初めて発表されて以来、
暴力をイメージさせる強烈なものとの捕らえ方をしてきました。
ロックが誕生して今年で約55年。タイガースがこの曲を発表した1970年当時はロックが
誕生してわずか15年足らずでした。
まだまだ、ロックに対する認知度が特に日本では低く、若者たちはロックに飢えていたこと
と想像します。70年代に入り時代がフォークとニュー・ロックやハードロックへと移行して
タイガースも時代の波をもろに被ったことでしょう。
 
そんな中で発表されたこの『怒りの鐘を鳴らせ』。すごくかっこよく、そしてロック特有の
「怒り」をテーマとしていたところが今でも僕の心をひきつけてやみません。
 
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