GS, I Love You !

ザ ・タイガースを中心にGSを語るブログです。暫くはシロー追悼特集を更新します。ブログ移動で過去のコメントは削除されました。よろしければ過去記事含めてコメントをください!

追悼・ムッシュかまやつさん

とうとうこの人も逝ってしまいました。
78歳、僕の父親の一つ上にあたります。
恐らくこれで主要GSでメンバー全員が存命しているのはザ・タイガースだけかもしれません。

僕にとってのGS初体験はスパイダースでした。
うちの父親は昭和10年代の生まれで、歌謡曲といえば演歌か浪曲ばかり聞いておりましたが、親父のコレクターの中で唯一といってもよいロック系のレコードはあのスパイダースの「夕陽が泣いている」でした。
僕はあのレコードジャケットでマチャアキや順ちゃん、そしてかまやつひろしがメンバーだということを知りました。
その後、スパイダースの他の楽曲も知りましたが、ムッシュは多くの曲を作詞、作曲していたことすらも後追いで知りました。

後々のご本人のエピソードで「真珠の涙」という曲のコーラスはビートルズの「ガール」からパクったとか、「サマーガール」はまんまビーチボーイズを意識して作ったとか、結構洋楽の美味しいところを沢山取り入れた、先端を行く人だったということを知り、なるほどねーと感心したものです。

いつかはまたスパイダースの再結成も見れると楽しみにしておりましたが残念でなりません。

ご冥福をお祈り致します。

https://music.blogmura.com/gs/

ザ・タイガース デビュー50周年!

今から50年前の1967年(昭和42年)2月5日は我らがタイガースがシングル『僕のマリー』でデビューした日です。

50年後の今日もメンバー全員が元気で活動している事、大変嬉しく思います。

ついつい次なる活動に期待してしまいますが、大好きなメンバー全員、末長く元気でいてくれることを願ってやみません。

イメージ 1



https://music.blogmura.com/gs/

46年前の1/24はザ・タイガース解散の日。

皆さんこんばんは。
46年前の今日は我らがザ・タイガース日本武道館で開催されたビューティフルコンサートを以って解散した日です。
今更ながらこの日を大切な記念日にされている方々が往年のファンの皆さんに多くいらっしゃると思います。

46年後にシローも含めたメンバー全員が存命であり、しかもメンバーのうち年長者の3人が古稀を迎えるとは夢にも思わなかったことでしょう。

更にはまさかタイガースを、芸能界を完全に決別した筈のピー先生が今や自らのバンドを率いて全国ツアーを現役バリバリで行っていることさえ、僕個人にとっても奇跡的な出来事であります。

そして今年はタイガース、僕も、50周年です。身体のあちこちにガタが来始めておりますが、飲み過ぎと過労には気をつけて頑張ってゆきたいと思います。


【ザ・タイガース】『こっちを向いて』(再掲:2010年9月2日)


遅ればせながら、去る1/9はサリーの古稀の誕生日でした。
おめでとうございます🎉

これにちなみ、サリーのボーカル曲である、『こっちを向いて』を再掲します。

この記事からもう7年弱の月日が経っているのですね。

僕も歳をとりましたw

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

イメージ 1

遂にデビュー盤のB面に行きます。サリーの”クロ”っぽいボーカルに注目!
 
作詞:橋本淳、作・編曲:すぎやまこういちリードボーカル:サリー。
 
僕はこの曲を初めて聴いたとき、「ジュリーのボーカルの割にはずいぶん低音が効いている
し、違和感あるよな。どう聴いてもA面のジュリーの甘ったるいボーカルとちがうよね」
と思っておりました。後に、サリーのリードボーカルであることを知り、納得しました。
 
後期タイガースのアルバムにはサリーのバリトンボーカルは「コミカルなイメージ」さえ与える
ようであり、あるいはムッシュかまやつさんの低音版のような味がありましたが、この曲の
ボーカルはメチャメチャ「アイドル」しております。
 
当時のライナーだったか何かにサリーは「黒いR&Bテイストで歌う」というキャッチフレーズの
ようなものがあったようです(どなたかご存知でしたらお教えください)。特に初期のローリング
ストーンズ・ナンバーを歌わせると「クロ」っぽくて、かっこよかったですね。
 
今は渋い渋いおじさんになり、個性派俳優としてドラマや映画にひっぱりだこで大忙しです。
 
渋い渋いサリーが43年前に歌ったこの『こっちを向いて』。若い、アイドルだったサリーがここに
存在しております!!
 
イメージ 2

【ザ・タイガース】『僕のマリー』(再掲:2010年4月11日)

ザ・タイガースデビュー50周年を迎える今年、今から約7年前に拙ブログに掲載しました記事を
再掲致します。当時から文章はヘタクソですね。

-----------------------------------------------------------------------------

イメージ 1
 
1967年2月5日発売、B面は『こっちを向いて』。タイガースの記念すべきデビューシングルです。
作詞:橋本淳、作曲:すぎやまこういちリードボーカルはジュリー。
僕がこの曲を初めて聴いたのは、前述のサヨナラ日劇・最後のウェスタンカーニバルと1982同窓会コンサートの録画中継です。
スタジオ・オリジナル録音とライブ版と異なるのは以下の点です。
【ファーストアルバム(ザ・タイガース・オン・ステージ)、解散コンサートアルバム(ザ・タイガース・フィナーレ)】
こちらはタイガース5人(Vo、G×2、B、Drs)のみの編成。ストリングス(キーボード)はなし。
 
【再結成ライブ】
タイガース5人編成(Vo、Cho、G×2、B)+サポートメンバー(Drs、Key:ちなみに同窓会ライブツアーでは、Drs、G:速水清司さん、Key×2でした)。
 
【スタジオ・オリジナル録音】
タイガース5人編成(Vo、G×2、B、Drs)+ストリングス。
 
再結成ライブ版の方が、オリジナルに比べてテンポをスローにしています。そのためかリズム隊のバタつきはなく、エレピ(Key)の音が入っておりアダルトで落ち着いた雰囲気になっております。
但し、タイガースは基本的にはオリジナル・キーのまま演奏しております。ジュリーのボーカルも年齢を重ねて、やや低めになっているにも関わらず、ボトムもハイもしっかりと押さえたボーカルを披露しております。ここが、10~20代では出せなかった30代の大人の味というものでしょうか。
 
曲はEmを基調としておりますが、コード進行がEm→EmM7→Em7→Em6→Am→AmM7→Am7→Am6→B7とキー音が一段ずつ下がってゆく流れを取っております。
これはこの当時までの日本のポップスでは大変珍しかったのではないかと推測します。
こういったベース音が半音ずつ下がってゆくコード進行はボサノバやジャズに良く見られるようですが、日本のポピュラー音楽に持ち込むところなんかはさすがすぎやま先生!
 
でも残念なのはストリングスの音がややコードの階段ではなく「怪談」調になっているように感じているのは僕だけでしょうか?初めてレコードの方を聴いた時は、当時の録音技術の問題もあるのでしょうが、やや暗めです。
これが良いと言う方もいるかと思いますが、ここだけが残念かなと。
後は同窓会以降の再結成ライブバージョンではコーラスは1番のサビから「ウーウー」ではなく「アー」が入っております。これは森本タローとスーパースターがライブ演奏する時も同じでした。
最後のサビだけ「アー」だと盛り上がりに欠けてしまうからなのでしょうかね?一度タローさんに聞いてみたいです。
 
皆さんはタイガースの記念すべきデビュー曲『僕のマリー』、初めて聴いた時、どのように感じられましたか?

--------------------------------------------------------------------------------
この記事から3年後の2013年末にザ・タイガースはオリジナルメンバーにより奇跡の再結成
を遂げます。再結成ライブがメンバー5人だけで演奏されたことは驚きでしたが、ジュリーらしい
演出だったと思います。当時の平均年齢66歳の演奏には賛否や酷評もありましたが、僕はあれ
が本当のタイガースの姿であり、サポートメンバーなしでの演奏こそが今の時代に対する大いな
るメッセージになったのではと思います。
2月5には、新記事を上げることを忘れないようにしたいですねw

イメージ 2




今年もよろしくお願いします

遅ればせながら、2017年が明けてしまいました。
今年はザ・タイガース デビュー50周年となります。できればこのブログもこれを機に記事の更新をできればと考えております。

11月のタローの古希祝いライブにシローを除くオリジナルメンバー全員が集結しましたね。

今年もそんなサプライズを期待して、皆さまの今年のご健勝とご多幸を祈念致します。

2017年元旦
27年ロマンス