【ザ･タイガース】『フィナーレ』ヘンリー８世君

お久しぶりの更新です。

いよいよピーの登場です。多くのタイガース・ファンが涙・涙なしでは語ることのできない最後の

彼の晴れ姿です。

 

原曲：I'M HENRY THE EIGHTH I AM、作詞・作曲：FRED MURRAY/R. P. WESTON。

この曲は英国のグループ、ハーマンズ・ハーミッツの1965年のヒット曲です。

ポップチューンであり、ピーはこういったポップで明るい曲を選んで歌っていたようですね。

ちなみにピーが歌う時はジュリーがドラムを叩くとのこと。僕は知らなかったんですよ、ヨウツベの

画像を見るまでは・・・。ジュリーが楽器を弾く（あるいは叩く）のは余りイメージがなく、時折、ギター

を弾く姿というのがＴＶ番組で披露されることがあったようですが。あと、『シーサイド・バウンド』の

パーカッションですね。ジュリーのドラムは結構パワフルです。ピーのドラムが軽いというわけでは

なく、音の重さとしてジュリーの方がなんとなく重く聞こえるのです。シンバルやハイハットの使い方

もピーとは違い、とても興味を奪われるところであります。

 

そして、この曲を歌うピーはタイガースのメンバーとして芸能人として最後の姿となりました。

1971年1月24日はファンにとっては忘れられないものだったのだろうと思います。ピーの台詞が忘れ

られませんね。きちんとレコードに残されていることは感慨深く、しかもその後、３９年間沈黙を守り

続けました。1981年～82年の同窓会にも参加しなかった彼が来秋に復帰すること大変嬉しく思いま

す。現役時代から語学の勉強（英語やフランス語）をしたり、引退後の教職・学者としての活躍を見

るにつけ、本当に努力家であり、きっちり物事をやり遂げる姿は本当に頭が下がります。恐らくは、

ドラムの練習も既に始められているんだろうと思います。この『ヘンリー８世君』や『ルーキー・ルー

キー』の歌も期待しております。