【ザ・タイガース】銀河のロマンス/花の首飾り
1968年3月25日発売。通算5枚目のシングル。オリコン最高1位。
【銀河のロマンス】
映画『世界はボクらを待っている』の主題歌として有名。ストリングスのアレンジが印象的な
作品。ジュリーの甘ーいボーカルが魅力的ではあるが、エレキぽくないギターソロや女性
コーラスがフィーチャーされたオリジナルバージョンもこれはこれで味があります。
ちなみに、83年に同窓会シングル第3弾として発売された『銀河旅行』のサブタイトルには
「~銀河のロマンス'83~」となっています。これは意外と知られていないんですよね。
【花の首飾り】
いわずと知れたタイガースで最も売れて(ちなみにオリコンではこのシングルは『花の首飾り』
がA面扱いであった・・・)、最も有名で、もっともエレキバンドらしくない美しい楽曲です。
僕もこの曲は一番最初にギターで完全コピーできた曲でした。コードも大変簡単で分かり易く、
直ぐにでもトッポになれる手っ取り早い曲でした(但し、ボーカルだけは上手く歌えませんでした。
今でもこのオリジナル・キーを出すのは辛いです)。
いい曲ですよね。作詞は一般公募だったのも最近知りました。何でなかにし礼氏が補作詞なのか
なぁ?と思っておりました。
えとせとらレコードさんの解説によると、この一般公募に当選された菅原房子さんは当時19歳の北
海道在住の女性だったそうですね。賞金5万円とドラムセットが贈られたそうですが、著作権はど
うなっているんでしょうかね?この5万円とドラムセットで誤魔化されたんなら、ちょっとかわいそう。
でも、40年以上の年月が流れても自分の名前が歌のクレジットに残るのは大変素晴らしいことで
すね。
オリジナルアルバムにおけるライブ盤は『サウンズ・イン・コロシアム』と『フィナーレ』でオルガンが
入ったバージョンが残されております。ボーカルはシロー。シローのギターとボーカルもトッポのそれ
とまた異なり趣があります。